当研究室では、「世界で戦える一流の研究者」を育てることを目的としています。
つまり、将来、科学者・研究者・サイエンティストとして活動をし、生計を立てられるようになるだけでなく、その研究成果を世界へと発信していけるだけの人材を育成することを目指しています。 そのために、基本的には博士課程まで進む意志のある方を対象としています。
ですがきちんとした研究を行って下さるのであれば、修士までで卒業して就職される方も歓迎です。
研究者として必要な能力を身につけて頂くために、当研究室では、各研究者には独立した一つの研究テーマを担当していただきます。
そして、研究計画の立案、実験の遂行、実験結果の解釈と研究計画の微調整、学会発表、論文の作成から受理まで、という過程を本人が責任を持ってやり遂げることになります。 そのために、研究室内の協力体制を緊密にし、また経験のある研究者が懇切丁寧に指導するシステムをとっています。
緊密な指導を受けながらこれらの諸過程を経験することによって、大学院卒業時(学位取得時)には、世界で戦っていける研究者としての必要な資質を身につけるようになれるはずです。実際にこれまで星野がスーパーバイズした大学院生は、以下のように成果を出しています。
学位を取得した7名のうち、すでに2名がさきがけ研究員となっています。
N.M 京大博士課程(2002年卒、学振DC1)現職・京大白眉プロジェクト、リーダー(PI),さきがけ研究員、在籍時業績・JBC(2002)MCN(2003)他
M.Y 京大博士課程卒(2005年卒)現職・Meyrland Univ.留学中(海外学振)在籍時業績・Meck.Dev(2002), JNS(2005), GEP (2003), Nat Cell Biol. (2005, 共著)
T.K 京大博士課程卒(2004年卒)現職・さきがけ研究員、慶応大講師、さきがけ研究員、在籍時業績・EMBO J(2003), Nat Cell Biol(2006), Neuron(2010) 他
S.N 京大博士課程卒(2005年卒、学振DC1)現職・理研CDB、博士研究員、在籍時業績・Neuron(2005)
Y.N 京大博士課程卒(2010年卒)現職・同志社大学、脳科学研究科 助教、在籍時業績・JBC(2009)他 、若手研究BM.O、京大 修士修了後、就職
M.Y 京大博士課程卒(2010年卒、学振DC2)現職・国立精神神経医療研究センター博士研究員(学振PD)在籍時業績・JNS(2007), Development (2009、共著), Sicence Signaling(2010, 共著) 他
T.F 京大博士課程卒(2012年卒、学振DC1)現在・国立精神神経医療研究センター博士研究員、在籍時論文・Development(2009), JNS(2009共著)他